tajimi Street
ギンギツネの私的なブログ
ネットを見れば、いつの間にかバイクやバイク用品のHPを見ている自分に気が付く。
私がバイクを降りたのは何年前だっただろうか・・・最後に乗っていたのはRZ250Rという、古い2ストバイクであった。
若き頃の私はバイク乗りだった、80cc~1000ccまでのバイクを15台は乗り替えて来た。
しかし、カメラマンだった私の仕事が減り、収入がどんどん減りだし、道楽のバイクに乗れなくなって行ったのだ。
そしてRZの残骸だけが、ずっと倉庫に仕舞ってあったが、そのRZも欲しい人がいて、もう乗らないと思っていた私は譲ってしまったのだ。
仕事も生コンの運転手になり、収入も安定してきて、あれほどコペンで十分だと思っていたのに・・・・・またバイク欲しい病が再発してきた。
コペンなら、夏は冷房、冬は暖房、雨風凌げて、気が向いたらオープンにして、風を楽しめるのに、何故だろうか、理由が分からない。
バイクは、暑くて、寒くて、埃にまみれて、雨にずぶ濡れにされ、道路が凍結すれば大怪我、事故を起こせば車に比べ遙かに危険だと自分に言い聞かせても、バイクの魅力が無くならない。
それどころか、その不自由、不条理、危険までも、自分が生きているという実感になる事が分かっているのだ。
バイクに乗っていた頃、私は生きていた、生きているという実感を感じられていた。
あれから、レガシー、プジョー、コペンと乗り継いで来たが、確かに車は便利で快適で、バイクに比べれば安全だ、しかし、剥き出しのバイクほどリアルさが無い。
うーーーん、やはり重度のバイク欲しい病に侵されている。
買ってしまうのだろうか、全く先が読めない、成る様に成れである。
初日に越前海岸に行ったのは正解だった、初日を逃がしたら4日とも満喫の盆休みだっただろう。
2日目からは何時もの日曜と同じ満喫三昧の盆休みであった・・・・・そうそう、墓参りも行ったな。
今日はバイクショップへ行ってしまった。
車をやめてスクーターにすれば、かなりお金の節約になるだろうと考え、見てきたのだ。
しかし、バイクショップに着くと、色々目移りがする、ロードバイクで乗ってみたいのは、R1Z250だ、貴重な2ストエンジンを乗せた、とても美しいバイクである。
でも本当に欲しいのはべスパの150ccなのだ。
イタリア車特有のスタイルと、150ccなのでコンパクトで高速も走れるのが魅力的だ、車検も無いしね。
後は冬に通勤出来るかが鍵である、路面の凍結、大雨、と色々問題がある、今現在はまだ実現できそうに無い、コペンも気に入っているし、しかしこの先出費が増えて行くのが分かっているので、何か対策を考えて行かないといけない。
さて、明日から仕事、頑張っていきますか。
朝の5時に目覚ましが鳴り、何が起こったのか分からないまま目が覚めた。
そうだ、今日は海に行く予定だった。
軽く食事を取り、昨日用意しておいた荷物を持ってコペンのエンジンをかける。
今日は敦賀から越前海岸を走ろうと考えていた、そしていい所があれば一泊してこようとも思っていた。
5時半に出発して、中央高速に乗る、さすがに朝早いので空いている。
空を見ると曇りだ。
高速のオープンは辛いので窓全開にして走る、早朝と云う事もあり風は涼しく気持ち良い。
米原を過ぎた辺りから雨が降り始めた。
まあ、雨の日本海も良いだろう。
1時間半程で敦賀に到着。
残念ながらETCは付いてないので、一般で支払い国道8号線へ降りる。
少し走り、潮風ラインへ進む、そして海岸沿いへ出る。
このあたりで雨も上がりオープンにする、全身を潮の香りが包み、海に来た事を実感。
まだ車も少なく、ノンビリと海岸沿いを走る、時々小雨が降り出し、クローズしようか迷うが、小雨なら気持ち良いとそのまま走る。
時たまバイクとすれ違い、バイクも良いなと浮気心が湧く。
晴れた日の越前海岸はとても綺麗だが、曇り空のため海が黒く見える。
何処か泊まる所は無いかと探すが、やはりお盆の真っ只中で無い、仕方ないので福井へ向かい、そのまま高速に乗り帰路に着く、さすがにこの時間になると車が多い、多分ゆっくり起きて出発したら、渋滞でUターンしただろう。
走行距離420キロ、燃費15.5だった、帰りは結構飛ばしたので15.5は以外だった、ちなみに普段の通勤では13である。
しかしコペンは楽しい車だ、車とバイクの中間に位置すると思う。
長距離は辛いと思っていたが、意外と得意なのだと分かった。
今度は青空の越前海岸を走りたい。
昨日は多治見市の花火大会だった。
本当は8月1日だったが大雨のため5日に変更になったのだ。
そんな事全く知らなかった私は、花火の大音響に不意を突かれ驚いた。
私の家は土岐川まで、歩いて3分なので、早速見に行く事にし、1階に降りると、うちの犬が花火の音に驚いてプルプル震えていた。
犬の頭を軽く撫でてやり、人混みの中へ向かう。
いつもは寂しい多治見の町も、今日ばかりは賑わっている。
浴衣姿のお姉さん方を見て。
「ああ、夏なんだなー!」
と実感する。
今年は多治見橋から見る事にした。
橋にはガードマンが。
「橋では立ち止まらないで下さい」
と怒鳴っていたが、皆、知らぬ存ぜんで止まって見ている。
私も隙間を見つけ立ち止まった。
多治見の花火は、長良川ほど大規模ではないが、町の規模に見合った内容の花火大会だった。
ファイルは花火大会の一部である。