tajimi Street
ギンギツネの私的なブログ
10/9火曜
今日のリハビリは超ハードだった。 まず1キロウォーキングした後400メートルのジョギング…おいおい、こんなメニュー入院患者にやらせるのかい。
でもそれをこなした私は、もう病人じゃないな。 ジョギング後ベンチで休んでいると、リハビリの先生が 「ここで、ジョギング出来るまで回復された方は数人ですよ」 と言われ復職に期待が膨らむ。 その後、手の運動と自転車こぎをして病室へ戻ると、医師の回診があり 「本当に19日で良いの、もう少し延ばした方が良いんじゃないの」 とか言われ 「いえいえ19日でも長い位ですよ」 と答えた。
こんな事言われると、他に何か悪いところでもあるのではないかと心配になる。 あと10日、復職に向けてしっかり仕上げて行きたい。
10/14日曜
昨日の土曜から、自宅へ最後の試験外泊に帰った。 もうすぐ退院なので、病院側もどうぞどうぞという感じだ。
しかし今回なかなか不便を感じた。 今までの外泊は、自分が病人だと分かっていたので、以外と何でも出来ると思ったが、今回はもう普通に戻ったと思って身の回りの事をすると、所々あれ? と思うところがあった。
物を掴んだり上げたりするとき上がらなかったり、右手も以前軽く持てた物が、物凄く重く感じたりと、不便をかんじた。 中でも困ったのは歩いていると必要以上に、がに股になってしまうのだ。
筋力が落ちてバランスをとるために開くのだろうか、意識して戻すと今度は手の振りがおかしくなる。 夜になり流石に病院程早くは眠れないので、なんとなく散歩に出た。
私の家は飲み屋街にあるので、赤提灯に誘われ危うく入りそうになる。 これは退院したら行きそうだ。 ウーロン茶に焼き鳥位なら良いかもしれない。
駅前の百貨店をふらふらさ迷い、特に買うものも無く、コンビニで立ち読みして家に帰る。 軽く一杯飲みたい所だが、おとなしく床についた。
翌日3ヶ月ぶりに洗車した。 やっぱり車が綺麗だと気持ち良い。 買い物に出掛け、果物をたらふく買って昼食を取る。
インターネットで色々調べものをしていると、また病院へ帰る時間が近づいて来た。 荷物をまとめると、母が疲れているから運転して、と言うので、横に母を乗せて自分で運転して病院へ戻った。
病院は丁度夕食の時間、私は明日の朝食から出るので、持って来た果物を食べる。
今日は朝昼晩と全て果物だけで過ごした。 好きな果物を思う存分食べられ、満足な1日だった。
10/17水曜
いよいよ退院が近づいた。 明後日の10時に退院だ。 しかし昨日の夜、看護師に採血があると言われた。
月曜に退院前の採血があったのだが、血小板の数値がおかしいので再検査になったのだ。
退院が延びないか心配になったが、それは無いと言われ一安心。 今日、医師の回診があったので、何が悪いのか聞くと、薬の副作用かもしれないので今日の結果次第で薬を変えると言われた。
血圧も一時、上が70台まで下がっていたのが、最近は100台まで戻って来たので、脳も落ち着いて来たのだろう。
今日のリハビリは、手も足も午後からなので午前中に自主トレをして病室へ帰ると腹が空いたので、いけないと思いつつおやつを食べてしまった。
いかんなー、しかし月曜の体重測定では、まだ57キロ台だったので筋肉で60キロ位には仕上げて行かないと仕事が辛い。
だから食後のトレーニングは欠かしていない、お陰で風呂に入った時、鏡を見ると腹筋が割れているのが見えて、トレーニングの効果を実感出来た。
もちろん最近は電気器具は使って無い、今は体を動かすトレーニングにしたのだ。
電気と違って体を動かした方が気持ち良いのだ。 病室へ戻り梨と柿を一個ずつ皮ごと食べた。
皮を剥くのか面倒なのと、皮ごとの方が栄養がありそうだからだ。
ちょっと苦いが美味い、退院したら、またたらふく果物を食べたい。 いよいよ明後日退院、最初は半身麻痺で一生車イスだと言われたが、何とかここまで治ってきた。 有難い事だと神に感謝。
復職出来そうだが、以前の様な仕事は出来ないだろうし、給料も下がるが使って貰えるだけ有難いと考えながらベッドに横になった。