tajimi Street
ギンギツネの私的なブログ
それも向こうの聞き間違いで。
「おまえ、馬鹿だろう!」とまで言われた。
「お前が聞き間違えたんだろうが」と言いたいところだが、相手はお客様、腹の中煮えくり返るが我慢して黙っている。
しかし、どうしても謝る事は出来ない、ただぐっと堪えて黙っていると、そのうち、言いたい事言ったポンプ屋は、スッキリしたのか向こうへ行ってしまった。
上手な営業マンのように、悪くもないのに謝るべきだったのか?無理だが…
先輩運転手の中には、客だろうと平気で食ってかかる猛者もいるが、そこまでは出来ない……というか、客としょっちゅうトラブルを起こしても、未だに首にならないのが不思議だ……上司の弱みでも握っているのでは…と疑いたくなる。
まっ、今日は何時もより多めの酎ハイが必要となるだろう。
あっ、以前凄い剣幕で怒った異人親方が居た。
相変わらずデカいな、レスラーになった方が良いんじゃない、と思いながら、挨拶をして生コンをおろし出す。
今日の親方は、かなり機嫌が良く、仕事は順調に進んだ。
日本人と喋る時は、悠長な日本語で、仲間と喋る時は英語でと、言葉を使い分けながら喋る。
何か感心してしまう。
親方からすれば、日本は異国。
異国へ来て、仲間と共に工務店を営む事は大変だろう。
今日の親方は終始上機嫌で、何事も無く終了。
今日は何とか定時に終わった。
白い乗用車の前に、70代のお爺さんが倒れていて、運転手がオロオロと呼び掛けているが、お爺さんは、ピクリとも動かない。
周りには野次馬が集まり人だかりが出来ていた。
私は止まる訳にもいかず、通り過ぎたが、他人事ではない、何時自分が当事者になってもおかしくない。
その少し先で、スクーターと車の接触事故があった。
何かこの辺りに、悪い物が居るんじゃないかと、より慎重に運転し、通り抜けた。
運転手をしていると、たまに立て続けに事故に遭遇したり、取り締まりに遭ったりする。
そういう周期があるのではないかと考えてしまう。
また昨日も車とバイクの事故を見た。
ワゴン車の横に中型バイクが突っ込んだのだ。
ワゴン車の横が大きく凹み、バイクは無残に大破、救急車が行った後だったが、かなりの重傷か死亡したのではないかと思われる。
こういうのを見ると、バイク欲しい病が引っ込むのだ。
兎に角、無事故無違反を心がけたいものだ。
ずっと書いてなったが、乙化学の試験勉強は続けていた、ただ、保安管理と法令は自信が出来たが、学識がどうも駄目だ。
駄目だろうが試験日は待ってくれず、とうとう試験当日がやってきた。
11月8日日曜日、乙化学の試験日。
試験開始の一時間半前に会場の駐車場に着く。
駐車場が狭いため、全員停められないので早めに来たのだ。
車はまだまばらで、車の中で最後の追い込みをしていると、試験開始の一時間前には駐車場は一杯になってしまった。
やはり一時間半前に着いたのは正解だった。
ここは以前、三種冷凍を受けにきた所だ。
キャンパスを抜け試験会場へ入る。
法令1時間、保安管理1時間半、学識2時間、という順番だ。
免除試験を受けた人は法令だけで終りだが、私は免除無し、免除無しの合格率15%前後とかなり低い、ハッキリ言って今回ばかりは駄目かも知れないと思っていた。
法令が始まった。
法令が終わった後、多分受かるだろうと感じた。
次は保安管理、これも何とか行けたと感じた。
そして最大の難関、学識が始まる……ハッキリ言って全く自信ない。
皆さん電卓で計算しながら解いている。
私は、まず解る問題から解いて行った。
解らない問題は、感で解くしかなかった。
絶対正解だと思う問題を数えると7問・・・・・60点が合格ラインなので15問中9問必要だ・・・後2問・・・兎に角考えて考えて解いた、そして試験会場を後にした。
正直言って、半分涙目だった。
今日、HPで正解が発表されたので、仕事から帰り答え合わせをした。
法令85点、保安管理80点、学識は正直、諦めモード、しかし・・・「んっ」 なんと67点、感で解いた8問中3問が当たっていたのだ・・・・・「エッ、合格???」
ちゃんとマークシートが読み込まれたならば合格だ、合格発表は来年の1月なので、正式発表では無いが、暫定合格だ、非常に嬉しい。
乙化学が取れたからと言って、特に変わらないだろうが・・・いやいや、乙化学があればガスローリーに乗れる、爆弾背負って走る訳だから、少し怖いが、生コンより給料と待遇が良いから迷う所だ。
兎に角、資格試験はこれで一段落、此れからは、放送大学の単位を取って行く事になる。
毎日やっていた乙化学の勉強が無くなったのは、時間が出来て、嬉しいような寂しいような、複雑な心境だ。
まあ、その分、大学の勉強に使う事になるだけだが。
朝はもう、ファンヒーターが欠かせない。
おかげでバイク欲しい病が治まって来た。
朝起きて、余りに寒いと、バイクに乗りたいという気が起きない。
さっさとコペンに乗って通勤する。
ヒーターをかけながら、何時もの様に、窓を開けて涼しい位に調整して走る、これが気持ち良い。
私は真冬でも、窓を開けて走る事が多い。
窓を閉めて走るのは、雨か雪位なものだ。
また来年、暖かくなるまでバイク欲しい病は治まるだろう。
それまでに少しずつ貯金していきたいものだ。
ここで一応、バイク欲しい病は一時完治という事にしておこう。