実技の練習

雨で仕事が休みになり、チャンスとばかりに、ポリテクへ電気工事士の実技の練習に行った。

先生に許可を貰い実習室へ行くと、もう練習してる人がいた。
よく見ると同じビル管理科だった人だ。
「おはようございます、早いですね」
「お久しぶりです、実技受かりたいですね」
などと挨拶を交わし、早速練習を始める。

実技試験の課題は全部で13課題あり、その中の一つが出るのだ。
どれが出るのか分からないので、全部出来るようにしておかねばならない。

１日で全部やるのは無理なので今日は、分かり難い3課題を選んで作る事にした。

材料を揃え時計を見て、本番と同じ40分を目標に始める。
まずは複線図を書き、その通りに作っていく。
家で毎日イメージトレーニングをしているが、実際に作って行くと、小さな失敗をあちこちでやらかす。

これが実に役に立つ、イメージとは違い現実は、電線を傷つけたり、はめにくかったり、寸法が足りなかったりと全く思い通りに行かない。

それでも何とか目標の3課題を時間内に完成させた。
あまり綺麗に出来なかったが、大きなミスが無い事を確認してばらし、材料を片付け帰る事にした。
元同級生はまだ頑張る様なので、軽く挨拶を交わしポリテクを後にした。

今日は仕事が休みで、その分給料が減ったが、それ以上実りのある有意義な１日だった。

2種電気工事士実技試験まで後9日。

2種電気工事士実技の練習

今日は朝から雨。
ワークシェアリングで休みなので、ゆっくり寝ていようと思ったが、7時半に目が覚めた。

外を見ると結構降っている、休みで正解だ、こんな日に会社に行っても合羽を着て雑用しかない。
何人かは当番で出社しているが、気の毒な事だ、まあ給料を減らされたら困る人が出ているのだろう、頑張れよ。

そんな訳で今日はポリテクへ、2種電気工事士の実技試験の練習に行く事にした。
昼頃到着し、お世話になった担任の先生に挨拶して、実技練習の許可を貰う。
ポリテクでは、筆記試験に合格した卒業生のために、無料で実技課題の練習が出来るように、実習室を開放しているのだ。
多分、この先生の善意で使わせてもらえるのだと思う、先生に感謝。

材料を揃え、本番と同じ40分を目指し開始。
黙々と課題を作って行く、13課題を毎日イメージトレーニングで作っているが、やはりイメージと実際の作業とでは全然違う。

完成間際、配線圧着の間違いに気付いた。
「うわっつ、やっちまった・・・・・」
本番でも起こりえる事なので、切って圧着のやり直し。
やっと完成して時計を見ると、35分経過していた。

なんとか時間内であったが、やはりイメージトレーニングだけでは限界がある事を痛感。
材料を片付け、周りを綺麗にして帰宅。
今日は失敗も含め貴重な実技の練習が出来た、これからもワークシェアリングで休みになったら練習に行こうと思う。

実技試験まで後24日。

買い物

朝、目が覚めると、外は雨だった。

ワークシェアリングで休みなので、何をしようか考え、7月にある、電気工事士の実技試験に使う、工具を買いに行くことにした。

百均で揃えようかと思ったが、圧着ベンチだけは 指定された物でないと受からないので、ホームセンターへ向かった。

全部揃えると二万円近くするので、必要最低限の物だけ買い、後は家に有る工具を代用する事にした、それでも一万円の出費、痛いなー。

その後、百均に行き、二百円の工具箱を買い帰宅。
必要な工具を調べ、揃えてみる、ウォーターポンププライヤーは普通のプライヤーを、電工ナイフはカッターを代用。
取りあえず全部揃った。

早速、ポリテクで貰って来た、廃材を使い、実技の練習、やっとそれらしきなって来た。

しかし、課題を作る材料は無いので、イメージトレーニングがメインとなってしまう。

さて、受かるかなー。

2種電気工事士解答公表日

仕事から帰り、試験センターのＨＰを見ると、解答が発表されていた。
早速、持ち帰った問題を広げ、応え合わせをする・・・・・グハー・・・ウオー・・・ナントー・・・

一人呻きながらチェックして行く。

結果、50問中、14問不正解、36問正解・・・・・72点、合格。

しかし、よく間違えたものだ、自分では80点以上は、取れたのではないかと思っていたのに、この結果、なかなか素直に喜べない複雑な心境である。

ともあれ、60点だろうが、100点だろうが、合格は合格、100点取ったらゴールド免許、という事も無いので、良しとするか。

次は7月の実技試験、これが本番だと思う、筆記試験は勉強すれば良かったが、実技試験は、どうすれば良いのか分からない、今はイメージしながら、頭の中で作っているだけ、工具も何が要るのか分からない状態だ、ちょっとヤバイかな。

取り合えずホームセンターで、工具と材料を買って、練習しようと思う。

２種電気工事士筆記試験日

晴天に恵まれた今日は、二種電気工事士の筆記試験日だった。

場所は、名古屋市にある、名城大学天白キャンパス。

鶴舞線の塩釜口で降りると、電気工事士の試験を受ける人の列が名城大学まで続いていた。
私もその列に加わり、大学へ向かった。

名城大学のキャンパスの雰囲気は良く、専門学校卒の私には眩しく見えた。
私の行っていた専門学校は、東京の御茶ノ水と水道橋の間にある、写真専門学校で、キャンパスは無かった、強いていえば、街全体がキャンパスであり、それはそれで、良い学生ライフであったのだが・・・・・

さて、名城大学のキャンパスには、他にも資格試験があるらしく、人が溢れかえっていた。
警備員が、あちこちに立って、誘導をしている。
少し早めに着いた私は、活気溢れるキャンパスを見ながら、近くの椅子に座り、昼食のカロリーメイトをかじった。
腹一杯食べると、頭が回らなくなるので、集中力を切らさない為に、控えたのだ。

試験30分前になったので、トイレを済ませ試験会場に入る。
人数はかなり多い、やはり電気系は、人気があるようだ。

見渡すと、高校生もかなり居る、今から資格を取るとは、将来を、きちんと考えている様で感心する。

そして一握りのヤンキー兄ちゃん…生コンの運転手としては、どんな現場に行っても、必ず居るので馴染み深い。

試験15分前に説明が始まり、問題が配られると、段々と緊張が高まる。

時間になり、試験開始。
電気工事士の試験は、問題を持って帰れるので、後で答え合わせが出来るように、自分がどれを選んだのか、チェックを入れていく。
1時間を過ぎた所で、退出許可が出た、私は問題を2回見直し、自分の力を出し切ったと判断し退出した。

家に帰り、電気工事士のHPを見ると、1～2日後に試験の解答を公表するとある、さてどうだろう。

兎に角、また一つ試験が終わった、7月に実技、11月に乙化学…もう一息だ。