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tajimi Street

ギンギツネの私的なブログ

2024.11.29
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2009.10.22
先日、放送大学の学生証か発行されたので、多治見分室へ取りに行った。

分室には、年配の学生らしき人が数人集まっていた。
定年過ぎてからの生涯学習なのだろう、軽く挨拶して待っていると、担当者が来たので申請して学生証を貰った。
これで私も、晴れて大学生となったのだ。

登録したのは、こころとからだ、市民と社会を生きるためにの2科目。
本当は4科目、年間8科目は取らないと卒業が遠のくが、まあ、最初は様子見で2科目にした。

教科書を読み終え、放送授業のカセットとCDを借りて聞いてみた。

実は9月の終わりに教科書は送られて来たので、毎日少しずつ読んでいたのだ。
そして通信テストもやってしまい、後は送るだけ。
これが受かれば来年の単位習得試験が待っている。

話は戻るが、カセットやCDを聞くよりも教科書を読んだ方が頭に入ると感じた。
CDの講義を聞いていても、つい他事を考えてしまい、なかなか集中出来ないのだ。

内容の方も、なかなか興味深い内容で、読んでいて面白い。
危険物や電気工事士のように、ただ暗記するだけではなく、自分も考えながら進めて行けるところが良い。

何にせよ、卒業したいものだ。
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2009.10.20

この仕事に就いて初めて月曜日が憂鬱になった。

今までは、嬉しくは無いものの、「さあ、明日から頑張るか」位に思っていたのが、昨日は「明日行きたくないな」などと思ってしまった。

出勤してしまえば、いつも通りなのだが。

今日は某大会社の、工場内の工事現場へ行った。
何せ広い会社なので、正門で待ち合わせ、しかし時間になっても全く来ない…
守衛室が有るので、勝手に入る訳にはいかない、車を降りて、正門から中を覗くと、向こうの方から現場の人らしき人が、「こっちこっち」と手を振っているのが見えたので、中に入って到着した。

現場は一輪車取りで、若い兄ちゃん二人の一輪車に生コンを入れると、元気よく運んで行く。

中盤に差し掛かったとき、生コンを一輪車に入れていると、一輪車がひっくり返り、親方が「こらー、ちゃんと一輪車を持っとかんかー」と若い衆を怒鳴る。

何か日常の風景の様に微笑ましく感じる。

夕方、会社へ戻る途中、田園風景の中を走っていると、夕日に照し出された田んぼの稲が、金色に輝いているのが見えた。
そう、私の周りの田や畑が夕日に照らされ金色に輝いているのだ。

それを見た途端、私は多幸感に包まれ、運転手になって良かったと思ったのだ。

残業になったが、何処かへドライブに行ったような、良い日であった。

 

2009.10.17
76572_1_01.jpgGSX750E4を事故で廃車にした私の元には、V45マグナとAXー1の二台が有った。
これで充分なはずなのに、人の欲とは恐ろしいもので、もっと速いバイクに乗ってみたい、という欲望が湧いてきた。

マグナも充分速いバイクであったが、アメリカンタイプの姿勢は、170キロも出せば怖くなるのだ。

私の夢の一つに、高速道路を、オーバー200キロで走ってみたい、という事があった。
300キロじゃなく、200キロというところが私らしいが…

要は、一度はリッターバイクに乗ってみたかったのだ。

今までは、直感でバイクを選んでいたが、リッターバイクはかなり慎重に選んだ。

まず私は、どんなバイクに乗りたいのか考えた。
アメリカンはどうも好みじゃないのでパス。
長距離走っても疲れにくいツアラーが自分のスタイルに合うと分かった。

一応アメリカンのイントールーダー1400に試乗してみた。
V型ツイン1400ccのエンジンは、とても個性的で、エンジンの鼓動が腹の底まで響いて来る。
それに意外と加速も良かった。

乗らず嫌いのアメリカンの、良い一面が見れたが、やはり私はロードスポーツが好きなのだ。

他のリッターバイクを見ると、ヤマハのFJ1200が目に付いた。
空冷の並列化4気筒1200ccエンジンを積んだツアラーだ。
人にもよるが、私は結構好みのタイプだった。
力強いエンジン、大きなカウルと大きな燃料タンク。
まさにツアラーだ。

これに決めようかと思ったが、もう少し考える事にした。

暫くしてバイクショップを覗いたとき、それに出逢ってしまったのだ。

ショップの片隅に置かれた、そのバイクは、コンパクトで綺麗なバイクだった。
排気量の書いて無い車体は、400ccより少し大きく600ccなのかと思い、値札を見ると、ヤマハFZR1000と書いてあり、値段もお手頃だった、お手頃といっても50万円位だったと思う。

「おーっ、これ1000ccなんだ」
跨ってみると、見た目と違い大きく感じる。
「これなら、軽く200キロはでそうだな」と思い、一旦は家に帰った。

調べてみると、最高速は270キロ近く出るらしい。
FJ1200とニンジャ900と迷ったが、コンパクトなボディにハイパワーが決め手となり、FZR1000を買う事にした。

しかしまあ…凄まじいパワーで、とても人の扱うバイクとは思えない、ナナハンと比べても桁違いに速いのだ。

当時、兎に角フルスロットルで走っていた私だが、さすがにFZRでは、そうそうフルスロットルは出来なかった。

ちょっとした登り坂でフルスロットルしようものなら、ウィリーしたまま飛んで行ってしまう。

休日にバイクに乗るのが、楽しみでもあり、怖くもあった。

夢だった、高速道路をオーバー200キロも、簡単にこなした。
直線でフルスロットルすれば、いとも簡単に出てしまう、FZRはまだまだ行けるというが、私の方がギブアップで210キロ以上は出せなかった。

この日を境に、私はスピードを追い求めるのを止めた、自分の限界が見えたのだ。

そしてFZRを、良き相棒から、畏怖の対象として見るようになってしまった。


FZR1000には、二年程乗ったと思う、幸運な事に一度も事故らず、RZ250Rへ乗り換えた。
RZは最高速180キロ位で、絶えずフルスロットルが出来て、とても気持ち良いバイクだった。
私にはこの位が丁度良いと感じたのであった。

写真は拾い物。
2009.10.15
140320_1_01.jpgカメラマンという職業は、お金がどどっと入ることも、全く入らない事もある。
この、どどっと入った時がくせ者で、つい、いい気になって衝動買いをしてしまうのだ。

この時も、どどっとお金が入り、もっと軽くて気軽に乗れるバイクが欲しくなり、またバイク雑誌を読み漁る毎日が始まった。

そして目に付いたのが、ホンダのAXー1であった。
107581_1_01.jpgDTー1に乗っていた頃の、林道をトコトコ走っていた記憶が蘇り、ダートが走れてチューブレスのバイクが欲しくなったのだ。

何故チューブレスかといえば、チューブタイヤの場合、バンクすると、一気に空気が抜けて転倒する可能性が高いからである。
その点チューブレスはバンクしても、ゆっくり空気が抜けるので安全なのだ。

AXー1は良いバイクであった。
軽く取り回しが楽で、低速でもトルクがあり、そのままレッドゾーンまでストレス無く回るエンジン。

私はかなり気に入り、一型(白)と三型(黒)を二台乗り継いでしまった。
一型に比べ三型は質感が上がり、エンジンもよりフラット特性になり、扱いやすくなっていた。

私としては、外見は三型でエンジンは一型が好みであった。
何故なら、一型のエンジンの方が体感速度が早かったからだ。

実際は変わらなくても、早く感じる事は、自己満足を得るには重要な事である。

AXー1ではよく林道を走った。
タイヤが町乗りの設定なので、飛ばす事は出来ないが、トコトコとゆっくり走る、それがまた気持ち良いのだ。

街では、信号から信号までの競争なら、250スポーツにも負けない程ダッシュが早い、100キロ越えると抜かれるが……

高速道路もストレス無く、100キロ巡航出来る、遅い車を抜く為に、120~130キロ出すのも問題無い、ただ140キロ出すと、さすがに怖い。

ホンダのバイクらしく、故障も無く。
燃費もL30と、とても良いのだ。
250のカブだと言われる事も有る程だ。

欠点は、好みの別れるスタイル、長時間乗ると尻が痛くなるシート、耕運機の様な排気音、位だ。

町乗りから林道、長距離まで難なくこなす、まさにオールマイティーなバイクであった。
(写真は、拾い物)
2009.10.12
d41855aa.jpg昨日は新羅神社の祭りであった。
正式名称は分からないが、御神輿や太鼓、御稚児さんの行列が見物である。

行列の中でも、天狗がインパクトがある。
高下駄を履き、刀を差し、手には槍を持って歩く、小さな子供には怖い存在だろう、中には大泣きする子供もいるのだ。

実は私も小さい頃、この天狗を見て泣いた覚えがある。

始めに、各参加者が新羅神社で、お払いをして貰い、神社に奉納されている刀を渡され、それを持って、多治見の外れに有る神明神社へ移動する。

神明神社でまた、神事を行い、そこから神輿を先頭に行列が町中を練り歩く、そして、市役所、途中の銀行で休憩を取りながら、目的地4fa5cd37.jpgの新羅神社へ戻るのである。

新羅神社で先ほど預かった刀を奉納、神事。
外では行列に参加した、御稚児さんが、御祓いを受けて、御参りして帰るのだ。

私も色々写真を撮って回ったが、御稚児さんの写真が年々撮り難くなって来ている。
まあ、訳の分からん男が、自分の子供を勝手に撮っていたら、嫌がるのは分かる気がする。

御稚児さんの写真をサッサと撮って、行列を撮りに行く。
行列や神輿は、堂々と写真を撮れるのでありがたい。

神輿は最初はおとなしく担いでいるが、各休憩地では、お酒が飲み放題なので、皆ガバガバ飲む、酔っ払って担ぎ出すと、段々様子f643547b.jpgが変わって来る。

どんどん盛り上がって行き、道路でグルグル回り出し、とうとう神輿に上がり出す。

出発前に、口が酸っぱくなるほど、危ないから、神輿に登らない様に言われているのだが、興奮して忘れてしまうようだ。

毎年のように神輿から落ちて怪我をする人がいるので困る。

c6a9c931.jpg二回目の休憩所では、ビールかけが始まり、神輿の担ぎ手からは、ビールの臭いが悶々と漂ってきた。

そして、新羅神社に着く頃には、神輿はボロボロに壊れているのだ。

幸い今回は、神輿の破損は有ったものの、大怪我をした人は居なかった。
転んだりして、服やズボンに血が付いている人が数人居た位だ。

行列や神輿のお払いが済み、神事が始まる頃、神社は正月のような賑わいを見せていた。
久し振りに、よく歩き、よく写真を撮った一日であった。


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