tajimi Street
ギンギツネの私的なブログ
2009.10.17
GSX750E4を事故で廃車にした私の元には、V45マグナとAXー1の二台が有った。
これで充分なはずなのに、人の欲とは恐ろしいもので、もっと速いバイクに乗ってみたい、という欲望が湧いてきた。
マグナも充分速いバイクであったが、アメリカンタイプの姿勢は、170キロも出せば怖くなるのだ。
私の夢の一つに、高速道路を、オーバー200キロで走ってみたい、という事があった。
300キロじゃなく、200キロというところが私らしいが…
要は、一度はリッターバイクに乗ってみたかったのだ。
今までは、直感でバイクを選んでいたが、リッターバイクはかなり慎重に選んだ。
まず私は、どんなバイクに乗りたいのか考えた。
アメリカンはどうも好みじゃないのでパス。
長距離走っても疲れにくいツアラーが自分のスタイルに合うと分かった。
一応アメリカンのイントールーダー1400に試乗してみた。
V型ツイン1400ccのエンジンは、とても個性的で、エンジンの鼓動が腹の底まで響いて来る。
それに意外と加速も良かった。
乗らず嫌いのアメリカンの、良い一面が見れたが、やはり私はロードスポーツが好きなのだ。
他のリッターバイクを見ると、ヤマハのFJ1200が目に付いた。
空冷の並列化4気筒1200ccエンジンを積んだツアラーだ。
人にもよるが、私は結構好みのタイプだった。
力強いエンジン、大きなカウルと大きな燃料タンク。
まさにツアラーだ。
これに決めようかと思ったが、もう少し考える事にした。
暫くしてバイクショップを覗いたとき、それに出逢ってしまったのだ。
ショップの片隅に置かれた、そのバイクは、コンパクトで綺麗なバイクだった。
排気量の書いて無い車体は、400ccより少し大きく600ccなのかと思い、値札を見ると、ヤマハFZR1000と書いてあり、値段もお手頃だった、お手頃といっても50万円位だったと思う。
「おーっ、これ1000ccなんだ」
跨ってみると、見た目と違い大きく感じる。
「これなら、軽く200キロはでそうだな」と思い、一旦は家に帰った。
調べてみると、最高速は270キロ近く出るらしい。
FJ1200とニンジャ900と迷ったが、コンパクトなボディにハイパワーが決め手となり、FZR1000を買う事にした。
しかしまあ…凄まじいパワーで、とても人の扱うバイクとは思えない、ナナハンと比べても桁違いに速いのだ。
当時、兎に角フルスロットルで走っていた私だが、さすがにFZRでは、そうそうフルスロットルは出来なかった。
ちょっとした登り坂でフルスロットルしようものなら、ウィリーしたまま飛んで行ってしまう。
休日にバイクに乗るのが、楽しみでもあり、怖くもあった。
夢だった、高速道路をオーバー200キロも、簡単にこなした。
直線でフルスロットルすれば、いとも簡単に出てしまう、FZRはまだまだ行けるというが、私の方がギブアップで210キロ以上は出せなかった。
この日を境に、私はスピードを追い求めるのを止めた、自分の限界が見えたのだ。
そしてFZRを、良き相棒から、畏怖の対象として見るようになってしまった。
FZR1000には、二年程乗ったと思う、幸運な事に一度も事故らず、RZ250Rへ乗り換えた。
RZは最高速180キロ位で、絶えずフルスロットルが出来て、とても気持ち良いバイクだった。
私にはこの位が丁度良いと感じたのであった。
写真は拾い物。
これで充分なはずなのに、人の欲とは恐ろしいもので、もっと速いバイクに乗ってみたい、という欲望が湧いてきた。
マグナも充分速いバイクであったが、アメリカンタイプの姿勢は、170キロも出せば怖くなるのだ。
私の夢の一つに、高速道路を、オーバー200キロで走ってみたい、という事があった。
300キロじゃなく、200キロというところが私らしいが…
要は、一度はリッターバイクに乗ってみたかったのだ。
今までは、直感でバイクを選んでいたが、リッターバイクはかなり慎重に選んだ。
まず私は、どんなバイクに乗りたいのか考えた。
アメリカンはどうも好みじゃないのでパス。
長距離走っても疲れにくいツアラーが自分のスタイルに合うと分かった。
一応アメリカンのイントールーダー1400に試乗してみた。
V型ツイン1400ccのエンジンは、とても個性的で、エンジンの鼓動が腹の底まで響いて来る。
それに意外と加速も良かった。
乗らず嫌いのアメリカンの、良い一面が見れたが、やはり私はロードスポーツが好きなのだ。
他のリッターバイクを見ると、ヤマハのFJ1200が目に付いた。
空冷の並列化4気筒1200ccエンジンを積んだツアラーだ。
人にもよるが、私は結構好みのタイプだった。
力強いエンジン、大きなカウルと大きな燃料タンク。
まさにツアラーだ。
これに決めようかと思ったが、もう少し考える事にした。
暫くしてバイクショップを覗いたとき、それに出逢ってしまったのだ。
ショップの片隅に置かれた、そのバイクは、コンパクトで綺麗なバイクだった。
排気量の書いて無い車体は、400ccより少し大きく600ccなのかと思い、値札を見ると、ヤマハFZR1000と書いてあり、値段もお手頃だった、お手頃といっても50万円位だったと思う。
「おーっ、これ1000ccなんだ」
跨ってみると、見た目と違い大きく感じる。
「これなら、軽く200キロはでそうだな」と思い、一旦は家に帰った。
調べてみると、最高速は270キロ近く出るらしい。
FJ1200とニンジャ900と迷ったが、コンパクトなボディにハイパワーが決め手となり、FZR1000を買う事にした。
しかしまあ…凄まじいパワーで、とても人の扱うバイクとは思えない、ナナハンと比べても桁違いに速いのだ。
当時、兎に角フルスロットルで走っていた私だが、さすがにFZRでは、そうそうフルスロットルは出来なかった。
ちょっとした登り坂でフルスロットルしようものなら、ウィリーしたまま飛んで行ってしまう。
休日にバイクに乗るのが、楽しみでもあり、怖くもあった。
夢だった、高速道路をオーバー200キロも、簡単にこなした。
直線でフルスロットルすれば、いとも簡単に出てしまう、FZRはまだまだ行けるというが、私の方がギブアップで210キロ以上は出せなかった。
この日を境に、私はスピードを追い求めるのを止めた、自分の限界が見えたのだ。
そしてFZRを、良き相棒から、畏怖の対象として見るようになってしまった。
FZR1000には、二年程乗ったと思う、幸運な事に一度も事故らず、RZ250Rへ乗り換えた。
RZは最高速180キロ位で、絶えずフルスロットルが出来て、とても気持ち良いバイクだった。
私にはこの位が丁度良いと感じたのであった。
写真は拾い物。
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