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tajimi Street

ギンギツネの私的なブログ

2024.11.29
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2009.10.08
昨日は、多治見の市内放送で、台風18号の接近注意とゴミ収集の中止を呼び掛けていた。

私の会社も今日は休みとなった、普通の仕事は休みにはならないのだろうが、こんな日に生コン打つ所は無く、出社しても仕事が無いのでワークシェアリングで休みになったのだ。

おかげで大した危機感も無く、缶酎ハイを飲みながら夜を過ごしたが、だんだん強くなる雨と風に、少し不安を感じた。

酔っ払って寝てしまったので、夜中の事は分からないが、明け方激しい雨の音で目が覚めた。

こんな日に会社に行かなくて良いので、嬉しい反面、屋根が飛んで行くのではないかと心配だった。
しかし、朝8時半頃には雨も小雨になり、9時を過ぎると止んでしまった。
昼近くには晴れて来たので、会社からお呼びが掛かるんじゃないかと思った位だ。

死者も出た今回の台風、多治見は大した被害も無く済んだが、台風の進路次第では家が無くなっていても不思議ではなかった。
家が無事だった事を感謝して、明日から仕事を頑張ろう。
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2009.10.08
114677_1_01.jpg大型バイクの免許を取った私は、ナナハンて、どんなんだろう…と夢を膨らませ、免許の届くのを待った。

リッターバイクの方が大きいのだが、私には、学生の時から憧れていたナナハンしか頭に無かった。

休みの度にバイクショップを覗き、どれにしよいか考えていた。

ただ、フュージョンを新車で買った私には、資金が無く、安い中古バイクしか選択は出来なかった。

中古でも、人気の有るバイクは高く、手が出ない。
ある日バイクショップに行くと、12万円のナナハンが出ていた。

私的には、スタイルもさほど悪くなかったし、12万円なら買える。
少し悩んだ末、買う事にした。

それが、スズキのGSX750E4であった。
後から分かったのだが、不人気車だったので、安かったのだ。

しかし、前記の通り私には、そんなにカッコ悪く見えなかった。

納車の日、フュージョンと同じ様にアクセルを開けると、後輪が空転してひっくり返りそうになったのを覚えている。

コイツの良い所は排気音、「フォーン、フォーン」と、まさにナナハンという、重厚な迫力ある音がする。
バイクショップの店員も「この音がなかなか出ないんですよ」と言っていた。

空冷の並列4気筒エンジンは美しく。
走りも、400ccまでしか知らなかった私には、怖い位の加速力だった。

ただ、今のバイクに比べると、貧弱なタイヤ、効きにくいブレーキが付いていた。

この頃私は、ツーリングクラブに所属していて、方々へツーリングに行った。

この頃すでに、重度のバイク欲しい病に侵されていた私は、少しお金が貯まると、すぐに別のバイクを買ってしまい。
10年で16台のバイクを乗り継いだ。

一時期など、バイク5台を所持していた事もある。1000cc一台、750cc一台、250cc二台、80cc一台が、一番多かった所持数だが、当然維持出来なくなり、少しずつ手放して行った。

このGSX750E4は、ツーリング中、自損事故により廃車になってしまった。
ツーリングクラブのメンバーは、かなり飛ばす連中が多く、競争中、私はコーナーを曲がりきれず、そのままガードレールに突っ込んだのだ。

この時、話でよく聞く、時間がスローになる体験をした。

コーナーを曲がりきれず、「ぶつかる」と思った瞬間、急に時間がゆっくりになり、ガードレールがゆっくり近付いて来るのが見えた。
しかし、自分の体もゆっくりとしか動かず、腕で衝撃を受ける体勢をとるのが精一杯だった。

ガードレールに当たった瞬間、時間は戻り、凄い衝撃が体を襲い、気がつくと、私は道路に倒れ、仲間が周りに集まっていた。

起き上がり、急いで体の様子を観てみた。
手足は折れてないか、出血は無いか。

腕がかなり痛かったが、どこも折れては無く、出血も無い、打撲が数カ所有るが動ける。
そしてバイクを見ると、フロント周りに損傷が有るものの、なんとか走れそうだった。

腕の痛みに堪えて、バイクショップに乗り付けると「廃車にした方が良い」と言われ、GSX750E4は廃車となったのだった。

この写真も拾い物、バイクの写真はフィルムしか無い、スキャナーの無い私は拾い物で代用するのである。
2009.10.02
122927_1_01.jpg私は、高校卒業した後、芸大を受けたのだが、余りにも不真面目だった私は、落ちてしまったのだ。
面接官が、こんな髪の毛を染めた、目つきの悪い奴は入れたくないと思ったのだろう。

仕方ないので次の年、東京の写真専門学校へ行く事にした。
当然、車もバイクも置いて行くしかなかった。


貧乏学生だった私の移動手段は、電車バスで、原付さえ買う余裕は無かった。

写真学校を卒業した後、カメラマンの助手やバイトをして、東京には6年住んでいた。

色々な事情により、私は多治見へ帰る事にした。

帰って見れば、車もバイクも無くなっていた。
車は廃車、GX400は駐車場で車にぶつけられ廃車、DTー1は盗まれて無くなっていた。

仕方ないので、知り合いの車屋から、ボロボロの軽を10万円で買い、通勤に使っていたが、やはり何か物足りない。

そこでまたバイクを買う事にした。
しかし6年のブランクが有るので、乗りやすいスクーターにしようと、バイク屋巡りをした。

そこで目に付いたのが、ホンダのフュージョンだった。
250ccで車検も無く、後部はトランクになっており、荷物も積める。
値段は高かったが、気に入った私は、新車で買ってしまった。

買ってみると、コイツが想像以上良く走り、便利だったので、ほぼ毎日、通勤やツーリングに使った。

雨の日も、大きなシールドのおかげで、楽だった。
真冬はさすがに辛かったが、オートマチックなので、悴んだ手でも乗れたのだ。


しかし、ある出来事で事情が一変した。
弟と、その友人が限定解除を取り、750ccのバイクに乗り私の前に現れたのだ。

こうなると私も、大型バイクに乗りたくて仕方がなくなった。
知らなければ、フュージョンで満足していたのに、欲とは恐ろしい。

さっそく教習所に通ったが、当時は今とは違い、限定解除はとても難しい試験だった。
6~7回落ちるのは当たり前、中には10回20回と落ちる人も居た程、難しかったのだ。

私は7回目でやっと受かったのを、覚えている。

ここから私は、バイク欲しい病に感染したのだった。

写真は拾い物、私の乗っていたフュージョンと同じ色を探した。

2009.09.29
640x480_8200173B3009012300200.jpgGX400に乗っていた私は、ある日、同級生の密告により学校にばれてしまって、無期停学処分を受ける事になった。

停学中は家が自営だったので、そこでバイトをしながら、バイトが終わればまた走りに行った。

そんな時、少し離れた山の中に広い荒れ地の広場を見つけた。
そこをバイクで走ってみると結構面白い。
小さな丘をジャンプしたりして遊んだが、GX400はロードバイクなので、重くて扱い辛い、何度か転びながら、もっと軽くて扱いやすいバイクが欲しいと思うようになった。

無期停学のおかげで?お金も多少貯まり、さっそくあちこちのバイクショップを見て回った。

その中で、ヤマハのDTー1  125が目に留まった。
軽くて扱いやすそうで、値段も安い。
即買ってしまった。

このバイクは本当に当たりで、とても扱いやすく、よく走るバイクだった。
2ストエンジンなので、吹き上がりが良く、早くはないが、早く走っていると思わせてくれた。
また、125ccなので、税金も自賠責も安く、お得なのだ。

このバイクを買ってから、GX400は余り乗らなくなってしまった。

何処へ行くにも、気軽に乗れ、2ストサウンドを楽しみながら走った。
まさにお気に入りのバイクであった。


しかしある日、トラックと衝突して、私は全身86針も縫う重傷を負ってしまった。
幸いヘルメットを被っていたお陰で、頭への損傷は無かったが、ヘルメットに付いた傷が、もしヘルメットをしていなかったら、死んでいたかもしれないと思わせた。

長い入院生活を送り、退院してからも何度か手術を受け、何とか完治した後、修理を終えて帰って来ていたDTー1を見に行った。

最初は正直怖かったが、また事故ったDTー1に乗り始めた私であった。

あれから今日まで、小さな事故はあったものの、入院するような事故は起こしていない。

写真は、拾い物、これと一緒の色だった。

2009.09.27
gx400.jpg私がバイクの免許を取ったのは、高二の時だった。
もちろん学校はバイク禁止だったので、親にも学校にも黙って取ったのだ。

そして最初に買ったのが、ヤマハのGX400だった。
バイク雑誌を見て、気に入ったのだ。
値段もバイトと小遣いから払えそうな金額だったので、さっそくローンを組み手に入れた。

もちろん、親に内緒だったので、あの手この手を使い、悪知恵を働かせて買ったのは言うまではない。

ただ、困った事に置き場が無い。
仕方ないので、近くの市役所の駐輪場に、勝手に置いていたのだ。

同時期に、同じ学校の友人も、免許とバイクを手に入れ、よく二人で走りに行った。

ただ二人共、原付にも乗った事も無く、いきなり400ccに乗り始めたので、おっかなびっくりの運転だった。
小さな事故はしたが、このGX400では、大きな事故は無かった。

GX400は、二気筒エンジンで、ドスの効いた良い音を出した。
この頃のバイクは、パワーは有るが、タイヤとブレーキが悪く、かなり腕が要る乗り物だった。
 
一番の思い出は、夏休みに友人のHと伊良湖へ一泊二日で行った事だ。
財布だけ持って、道も分からない中、悪戦苦闘しながら、伊良湖へ行った、向こうには夏休みだけバイトに行った友人が居たので、会いに行ったのだ。
 
夕方着き、海辺の民宿の空いている所を探し、確保した後、大きなホテルでバイトしている友人を訪ねる事にした。
 
夜の8時過ぎ、HとタンデムでGXに乗り、走っていると、道の前方に物凄い数のバイク集団がたむろしていた。
そう、暴走族に遭遇したのだ。
 
「やばい・・・」 と思い脇道を探していると、向こうから「おい、こらー」 とか言っているのが聞こえた。
「マジヤバイ」 私は、脇道をフル加速で逃げ出した、そしてなんとか友人のバイト先に到着。
 
色々、意味の無い事を話して、夜も更けたので、暴走族に気を付けながら民宿に帰り就寝。
次の日、海辺で海水浴を楽しみ、帰路についた。
 
途中、急に大雨に見舞われ、私達はスーパーでゴミ袋を買い、頭と手が出るように、穴を開け、ゴミ袋のカッパを作り、雨の中を走った。
周りから笑われていたが、全く気にも留めなかった。
 
そして、無事家に着き解散した。
ただ、海に行って帰ってきただけだが、何か今でも良い思い出になっている。
 
その後、学校にバイクの件がばれて、私は無期停学を受ける羽目になった。
しかし、バイクの免許を取った事も、バイクを買った事も、全く後悔しなかった。

今探すと、40万円位する、旧車としてマニアに人気があるようだ。
何にしろ、私にとって初めてのバイクで、強烈に思い出に残る一台であった。

写真は拾い物。

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