tajimi Street
ギンギツネの私的なブログ
最近は仕事が忙しく、毎日の様に残業の毎日である。
それに放送大学の単位習得試験も終わり、家に帰ってから特にする事も無く。
休日も漫喫に行って、後は家でゴロゴロ過ごすだけ、疲れているがゴロゴロしていても特に疲れが取れる事もなく、無駄な一日が過ぎていくだけだ。
そこでドライブに行ってみようと考えた。
何か無性に冬の海に行きたくなったのだ。
さすがにオープンドライブは無理でも、窓を開けて冷たい塩風を感じて来たい。
前日明日の用意をし、10時半に就寝、明日は5時に起きて行こうと計画していた・・・が何故か4時に目が覚めてしまった・・・まあ、10時半に寝れば仕方ないのかもしれない。
5時までもう一眠りしようか考えたが、ここで寝ると多分起きられないと思い、出発することにした。
顔を洗い歯磨きして、軽く朝食を食べ、4時40分出発。
名神高速を走り、養老インターで休憩、早朝の養老インターは人も少なく静かだ、暖かいレモンティーを飲み出発。
途中高速道路の電光掲示板に「敦賀IC~福井ICの間、霧のため通行止め」と出ていた・・・「雪じゃなくて霧?」・・・霧で通行止めになるのものなのかと考えながら、まあ敦賀で下りるから良いやとコペンを走らせる。
今回はスタットレスタイヤを履いているので、余り飛ばさず、安全運転で走る。
北陸道に入ると突然深い霧に見舞われた。
霧を舐めていた私は驚いた、本当に前が見えないのだ。
ライトを遠目にしようが近目にしようが、フォグランプを点けようが、5メートル先が見えない、そこを100キロで走るのだから、恐怖・・・スピード落とせば良いけど、今度は追突されそうで怖い。
そうこうしていると、今度はフロントガラスに霧の水分が着き、真冬の寒さで見る見る凍って行くのだ。
ワイパーを動かしても、シャーシャー言ってシャーベット状になってフロントガラスにこびり付く、曇り止めの位置で、ヒーターを最強にして溶かしながら走る・・・・・「なるほど、これは通行止めになるはずだ」と納得した。
その後突然霧を抜け、無事敦賀ICに到着。
まずは氣比の松原を目指す、敦賀の街は、まるで雪国の様に雪が積もっていた、勿論道路は除雪車で雪は無いが、道路脇には雪の壁が続いている、相当降ったのが伺える。
一枚目二枚目の写真が気比の松原である、まだ早朝なので色が赤っぽい。
海岸は波打ち際まで雪が積もっている、うーーーん厳寒の海に来た感じがする。
海岸まで歩いて行き、暫く海を眺めていたが、寒くてどうにもならず、車の中から眺められるダイヤ浜へ向かう事にした。
三枚目の写真がダイヤ浜である、秋あたりに行って気に入った場所だ。
近くにトイレもあり、ゆっくりできる、以前はオープンで ぼーっ としたが、今回はクローズで海を眺める、エンジンを切り波の音を聞きながら目をつぶる・・・うーーーん癒される。
しかし暫くすると寒くなる、まあエンジンを切っているのだから仕方ない、寒くてエンジンをかけると、エンジンの音で波の音が聞こえなくなる・・・痛し痒しだ。
一時間ほど海を見ながら ぼーっ とした後、何か名所は無いか探しに出掛けた。
ダイヤ浜から少し戻り、一番先端を目指す。
暫く走ると、いい感じの漁村に着き、そこで行き止まりになっていた。
車を降りて周りを探すと、立石岬灯台という名も知れない名所があるらしい事を発見、早速行ってみる事にした。
カメラを肩にぶら下げ、200メートルも歩けば着くと思ったが・・・とんでもない、冬山登山かと思うほど大雪の坂道を登り、まあ夏なら15分もあれば着くと思うが、雪のせいで ハーハー 言いながら30分もかかった、正直途中で何度も引き返そうかと思った程だ。
灯台は歴史を感じる個性的な造りだった。
今回はカメラの設定を、落ち着いた色になるようカスタムしていたので、ちょっと眠い感じになってしまった。
D40Xはノーマルだと、ど派手になってしまうので、なかなか難しい。
今日は曇っていて、そんなに綺麗ではなかったが、冬の海に来てよかった。
充実した一日だった。