海辺の応援

今日も朝から雨が降っている。

雨が降ると、朝一で、会社から「今日は仕事が無いので休みだ」という電話がたまにある。
期待したが、今日は電話がないので出社。
すると、他の会社へ応援せよとの事。

会社から一時間半程走り、海の近くにある生コン会社に到着。
結構大きな会社である。

受付を済ますと待機する間もなくすぐ出荷になった。

地元と違い、地理勘がなく、北も南も分からないまま、地図を頼りに恐る恐る進む、ポータブルナビが欲しいところだ。

なんとか現場近くまで辿り着くと、その会社の生コン車が道端で洗っていたので、現場を聞いて無事到着。

探すのに夢中で気づかなかったが、現場は海沿いの見晴らしの場所にあった。
私の前に生コン車がまだ二台列んでいたので、観光気分で海を眺めに行った。

生憎の曇り空であったが、海に行く機会はなかなか無いので少し感動。
潮風が気持ち良い。
海の開放感が気持ちを癒してくれる。

そうしているうちに、自分の順番が回って来たので車に戻って仕事仕事。

生コンを降ろし終わり、戻る途中、自分の会社から連絡があり、こちらが忙しくなってきたので会社に帰って来いとの事。

昼飯だけ急いでかき込み会社へ戻る。
ほとんど走ってばかりの１日だった。

4連休

本格的な梅雨空である。
おかげで仕事が無い、雨降りだと現場が休みになる事が多いので、生コンの注文も入らないのだ。

先週は3連休、今週は、なんと4連休になってしまった・・・・・
休みは大好きだが給料が少なくなるのが困る。
今月の給料は、もはや期待できない・・・・・うーーーーん困った。

バイトしようにも、休みになった時だけ、などという都合の良いバイトはなかなか無い。

だからといって、夜間まで働かなければならない程、生活が切羽詰まっている訳ではない。
節約して出費を抑える事が、今やらなければいけない事だろう。

休みでゴロゴロしているより、仕事していた方が身体の調子が良い今日この頃である。

明日は大雨の予報、当然休みだ、久し振りにポリテクに行って、電気工事士の実技試験の練習でもしてこようと思う。

応援

最近、名古屋市近辺にある、生コン会社の応援に行った。

やはり都会の方が仕事は多いのだ。
しかし狭い、私の会社は田舎にあるおかげか、有り余る敷地に、結構立派なプラントと事務所がある……仕事は少ないが……。

応援に行った会社は、仕事は多いようだが、やたら狭い敷地に、プレハブの事務所…都会は土地が高いから仕方ないのだろう。

何だかんだ言っても、仕事が多いのは羨ましい。
いくら立派な建物でも、仕事が無くて雑用ばかりでは寂しいのだ。

配達先は、名古屋市内。
渋滞を我慢し、幅寄せ割り込みに耐えながら現場に向かう。
都会らしく、ほとんどポンプ車降ろしなので、仕事は楽だがその後の洗車が大変。

前にも書いたが、住民の苦情をかいくぐり、何とか洗車し会社に帰る。
私の会社なら、ここで暫く待機なのだが、流石都会の会社は違う、すぐ次の仕事が入る……やっぱり仕事もほどほどでいいか……。

明日の天気は雨・・・・・仕事は無いであろう。

ごっつい洋猫一匹

すっかり生コン車にも、エアコンが欠かせなくなった。
私の乗っている生コン車は、エアコンがしっかり効くのでありがたい。
炎天下の中、生コンを降ろした後、キンキンに冷えた車内に戻ると「グハー、生き返る」


現場に着くと、一輪車を持った、90キロ級のごっつい外人が待っていた。
ちょっと引いたが、ごっつい洋猫一匹だ。

多分ブラジル人だが、パワフルな事パワフルな事、痩せ猫なら、ヒーヒー言って運ぶ所をガンガン運ぶ。
見ていて気持ち良い位だ。

最近建築現場にも、外人が増えてきた。
やはり、きつい力仕事は皆嫌がるので、力のある外人が雇用されるのだろうか。

ブラジル、フィリピン、中国人は多くて慣れっこになったが、アラブ人を現場で見た時は流石に引いた。
ダーバンこそ巻いてなかったが、なかなか迫力ある面構えをしていた。

彼らは、日本人に比べて眼力が有るように思う。
ギョロリとした大きな目で、何故かこちらを ジーーッ と見る。
私はすぐにそっぽを向く。
失礼ながら……怖いよ……。

しかしヘルメット、なんとかならないものか。
この暑い中被っていると、頭に熱が篭もりクラクラする。
私はまだ良い、生コン降ろす時だけ被ればいいのだから、でも現場の人たちは一日中被っていなければならない、ほんと倒れる人が出そうだ。

ともあれ、今日も終わった、明日も暑いのかな。

苦情

梅雨というのに晴れの日が多い、仕事としては、ありがたいが、水不足が心配になる。

理想としては、仕事が終わってから降って、次の日の朝には晴れるのが良いが、そうは上手く行かないのが現実。

一日中しとしと雨が降り続き、ワークシェアリングで休みとなり、ゴロゴロと家で過ごすのも悪くない。


私の会社は、愛知県の外れにあり、出荷先は田舎が多い。
でも、たまに名古屋市内に行く事もある。

名古屋市内は大変だ、道が入り組んで分かりづらい、所々で車を停め、地図とにらめっこしながら、現場を探す。

卸し終わった後も大変、タンクの中と羽、シュート部分を洗わないと、生コンが固まるので洗っていると、すぐ苦情が来る、パトカーが来る事もあるのだ。

勿論汚水は外に出ない構造であるが、垂れ流しという先入観があるのだろう、汚水の有無を確認せず通報するのだ。

まあ、気持ちは分からなくもないが、生コンの運転手としては、せめて汚水の有無を確かめてからにしてほしい。

その点、田舎は、おおらかだ。
田んぼの脇に車を停め、洗っていても何も言われない、そもそも人が居ないのだ。

名古屋市内から帰る度、田舎が良いと思うのである。